2015年8月2日〜
昔作ってからそのまま30年弱、ついにレストアへ。まずは塗装剥ぎと分解。窓ガラスは接着剤がベタベタでルーフもろとも折れて取れてしまいました(泣)
ルーフをつなぎなおします、リアトランクは市販車はパネルラインが違うので彫り直し、余計なインテークも埋めました。修正にはシアノン+SSPパウダーを使用。
2015年8月16日〜
ロスマンズラインは実車を見ながら、マスキングの型を作り塗装。ホワイトはクレオススーパーホワイト、ブルーはフィニッシャーズブライトブルー+クレオスフタロシアニンブルー1:1、レッドはクレオス3番レッド、ゴールドはクレオス9番ゴールドです。
ただゴールドは修正も難しく、マスキングのビビリ跡も若干出てしまいました。ロスマンズカラーを塗装でされる方は、ゴールドを先に塗ってクリヤーでコートしてからブルー→レッドを塗装した方が綺麗に仕上がると思います。
ちなみに、今までマスキング等の塗り分けは一発でやっていたのですが、クリヤーコートしている途中で気になった細かな失敗(微妙な円のガタガタ、ハゲやデカールの欠け)をマスキングしながら修正していきました。色差のあるカラーリングはミスが目立ってしまうのでチマチマ修正は有効かもしれません。
やっと塗りあがったので取り合えず組んで見たのですが…、なんかカッコわるい気がします、なんで?
2016年2月27日〜
ホイールは抜けていないので、モーターツールで裏を削っています。塗装はクレオススーパーホワイト、ラリー車なのでタミヤエナメルのフラットブラックをエアブラシで軽く吹きます。回転させながら軽くふき取ると、若干汚れの残った使用感あるホイールに仕上がります。
ウィンドウ後方はパネルらしき感じなので、型紙を作ってから0.1mm真鍮板を切り出してカバーの様にかぶせました。
2016年〜2018年上旬頃
ずっーとデカールの修正をしていました。
右側のF1カウルはテスト貼りサンプルです。最初はドロー系ソフトで作ったデータを白以外そのまま出力していましたが、分版した方が綺麗に仕上がる(vsdロゴのレインボー部分等)のでCMYKに修正。またロスマンズのゴールド部分は印刷のかすれが出るので別貼りで処理しています。
紺も色々試しましたがシアン100%+マゼンダ100%+イエロー40%で若干濁ったブルーが出来ました(ブラック40%だと網点がモロに出てくる)。ホワイトは透けるので2枚重ねて貼り付けています。
印刷のインクがデリケートなので、フェンダーあたりが若干擦れてハゲてしまったのが残念です。
デカール貼り、ロスマンズ金赤塗装のきわの白ラインは0.5mm幅に切り出したホワイトデカール細切り、クレオスのマークセッターを使いながら必死にはりつけました。
2018年頃
クリヤーコートはいつものソフト99+ドライヤー乾燥、その後クレオススーパークリヤー、塗装・研ぎ出しをしします。
他のパーツにも手を入れていきます。と言っても押し入れで朽ちかけてたキットなので、細かいパーツはほとんど無くなってますので自作です。標識灯やミラーはプラ板から、ワイパーなどは適当なエッチングパーツ(でかすぎるので、切ってかなり小さくしています)ボンネットピンは0.1mm洋白板で土台を作ってからモデラーズのキャッチピンセットを使用。2.0mmの透明プラ棒はロールバーです、前だけ再現。
ウィンカーはタミヤの959を流用しようと思ったのですが、全く形状が異なるので使えませんでした。型を作りMFHの遮熱シールを敷いて0.3mm塩ビをバキュームをするとレンズカット模様が付き、それらしくなりました。
2019年1月27日〜
電飾開始、自分の電飾知識は30年前のムギ球レベルの人だったので、モデルグラフィックス2015年 01月号を読んで、959レストア始めから構想と試作をしていました(今なら電飾しましょっ!初心者用電飾模型工作入門の方が詳しく書かれているので良いかもしれません)。
ヘッドライトケースは森永チョコスナックガンダムおまけのゲルググのスネのフレアー部分です(笑)反射鏡は適当な丸目のカーモデルから切り出し。3mmの穴を開けて共立パーツでトリコンTHWW6A-3A25-C 3mm電球色砲弾型LEDを差し込んでいます、80年代車両なので青白いLEDよりこだわりの電球色にしました。(抵抗はCRD E-153)
リヤストップランプは2012(だったと思う)赤色チップLED+CRD E-153です、最初は白色にしていましたが色が漏れて違和感があったのでわざわざ赤にしました。
各配線はポリ銅線を使用、ボディとシャシーの接続には特価品のバッテリーコネクタ平型を使用しました。ボディへの固定はエクセルエポを使用。
電池ケースやスイッチも無くなっていたので、1.0mmプラ板箱組、スイッチは0.1mm燐青銅板を折り曲げて作りました。
初電飾は「出来た!」と思ったらショートや断線と踏んだり蹴ったりでしたが、「光らせたい!」という想いがあれば出来るようになります、やっぱり光ると非常に楽しいです!
2019年3月14日〜
キット付属のホイールは径が小さいと感じたので、ハセガワ1/24レガシィRSラリーの7本スポークホイールとタイヤを取り付けて様子を見ます。
当初は室内はそのままの予定でしたが、ここまで来たら…と思い、バケットシートとハンドルをフジミ1/24頭文字DのAE86トレノ (藤原拓海仕様) のジャンクパーツから適当に削って交換。ところがグンゼ959のキットは下側シートだけ室内バスタブと一体になっているので、非常にめんどくさい事に(泣)下側シートのみ必死に削り取りました。
シートベルト金具はハセガワ1/24レガシィRSラリーと0.16mm釣り用鉛板。ミッチャクロンを塗ってからソフビ用ホワイトを筆塗り後ソフビ用レッド+フラットベースを筆塗り。サベルトのデカールは1/43サイズを使用(ミュージアムコレクション1/43シートベルトセットから)
2019年4月20日〜
この時点であまりかっこよくなっていなかったので、思い切って第25回Model Works 展示会に仮お披露目。
代表のりをさんから助言を貰い、タイヤとホイールはグンゼ純正に戻しました。
Ken-1さんからは「あえてホイールアーチを無視してでもタイヤ位置を調整すれば、かなり印象が変わるんではないか?」と助言を受け、チャレンジしてみました。「実車でも数ミリ単位でホイールベースの調整してるし」との事、納得です。
あと、展示会場で写真撮影してもらったら意外とかっこいいので、このキットに関しては「見栄えする撮影の角度」もポイントになる事がわかりました。
2019年4月28日〜
今年は改元で初のゴールデンウィーク10連休、かなり休めたので静岡ホビーショーへの追い込みをしました。
タイヤの軸位置修正はシアノン+SSPパウダーで。なんどもやり直したのでベタベタ…。
スライド窓は0.3mmPET材を切ってリベットはニードルで付け、貼り付けは高透明両面テープ(一部浮き上がりで白くなってしまった…)です。
マッドフラップは0.3mmプラ板で地面とS字を描くようにアールをつけるとリアルになります。塗装はブラックサフのち、イエロー+ホワイトを極細吹きで縦に吹き、砂漠走行した様な感じの塗装しました。
リヤウングステーは0.1mm洋白板、燃料キャップは3.0mmアルミ棒をリューターで整形後マイナス凹跡をつけ、0.1mm洋白板を接着、0.7mm洋白線をセンターに植え込み。リヤラジエーターは、タメオArt.FT28ラジエーターを貼り付け。
フロントバンパーは折れ目で分割して再接着してましたが、いまいちボディへの巻き込み感が足らないので、先端に0.5mmプラ板を継ぎ足して製作、裏打ちはシアノン+SSPパウダーです。
2019年5月3日
細かなパーツを取り付けて完成!梱包して、いざ静岡ホビーショーへ。