タミヤ 1/20 フェラーリF60 キミライコネン完成
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    モデラーズフェスティバル2018でご覧頂いた方々、ありがとうございました。

    ディテールに関してはブログと同時に、ホームページの方を更新したので見てください。


    キミライコネンは先日のアメリカGPで久々の優勝をしましたね。「これは是が非でも完成させねばならん!」とブーストがかかり、展示にまで持っていけました。
     

    発売当初に購入・制作スタートしてから、一時中断を経ての完成です。当時はまだクリヤーコートでデカールを侵してしまう事が多く、このモデルも若干の荒れやシワが入ってしまいました。しかしなるべく目立たせない様な仕上げが出来たのは腕の上達かな?と言った所ですね(笑)

    具体的には、デカールの2度貼りや、丁寧なマスキングをしての再塗装、側面(翼端板)等のミスは意外と気にならないので下手にいじらない、色々ディティール(ピン打ちやカーボンデカール等)を加えてそちらに目を行かせる、などです。

    完成して見ると、シンプルなウィング類にスッと綺麗に伸びるノーズ、特に横からのラインが非常に綺麗で好きになりました。(このキットが出た2009年は大改革の年で、あまりにも大きいフロントウィングに高すぎるリヤウィングと、当時はこの形状はあまり好きではありませんでした)

     

    キットはバーレーンGP仕様らしいので、コクピット内側にバーレーン・インターナショナル・サーキットのコース図を手書きで書いて貼り付けたりしています。
     

    エンジンも作る予定でしたが、一区切りの完成(今年はF1完成品が2個!になるので)とします。
    エンジン改造が滞っている理由は、ラジエーターがつく所のモノコック幅が大きいかもしれない(作り直したラジエーターを見ても微妙に小さいし、配管がエンジンまで真っ直ぐ行かない…これらをそれらしく収めるには切らなあかんかー?)なので、ジックリいこうと思っています。

     

     

    カテゴリ:1/20フェラーリF60 | 23:54 | comments(6) | trackbacks(0) | - | - |
    18年10月21日 ステアリング周り制作
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      ディテールがつぶれない様、サーフェイサーを吹かず直接MFHカーボンデカールグレーP934貼ります。
      タオルに熱湯をつけてプレスしながら貼り付けました(熱湯なのですぐに型がつきますがかなり強力です、いきなりプレスするとデカールが溶けるので注意)

       

      一旦軽くスーパークリヤーでコートします

       

      細い面相筆で筆塗り、まずホワイトはクレオスのラッカー系で塗った後、タミヤエナメルで各色を塗りますが…、久々に使った色が多く、固まってて買い直したり、塗ってみたが上澄み液だけで塗ってしまったり(模型あるあるですね)微妙だ…(泣)

      タミヤのF1のハンドルは、ほぼ塗り指定なんですよね。デカールの方が良い様な気もしますが、平板になってしまうのもあれだし…難しい。

      幸いF60のステアリングの資料を持っていたので、ウェーブのXデカール各種やいらないデカールを使ってもう少しらしくします。ボタンの頭にはアルファベットが書いてあるので、根性で一文字ずつ切り離して貼り付け。ダイヤルは、極細文字を縦に貼り付けるとそれらしくなりました。

      すみません、真ん中のAliceのデカールは付属してたので貼り直し。
      ビシッと決まりました。


      検査証シール?や注意書きなどを資料を見ながらそれらしく貼り付けます。スイッチもあったのでTopスタジオTD23137トグルスイッチ1/20-1/24を差し込み。最後にフラットベースなめらかスムースをエアブラシ。
      だいぶそれらしくなりました。

       

      軸はこんな感じで金属でシャープに見せます、ステアリングシャフトはF1模型では見せ場だと思います。
      1.4mm(銀色にしときました)・1.6mm真鍮パイプを組み合わせます。輪っかはM1.7では大きかったので、ネジのナニワで再度探し購入したM1.4×3.0×0.3(外径3.0mm)を使用。台座は0.5mmプラ板を四角に削り出し、0.1mm洋白板を間にかませています。シフトパドルも0.1mm洋白板に置き換えたりしてシャープにしてから艶ありのブラックで塗装、その後組み合わせて、適当な洋白線をボルトの様に差し込んで密度を上げていきました。

      カテゴリ:1/20フェラーリF60 | 01:37 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      18年10月14日 ボディリベット制作
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        ボディのリベット(スナップ?ファスナー?本当の名前はなんていうんでしょう?)を打って行きます。

        数種類の金属線を用意します、全て断面をペーパーで整形してから切り出して埋め込むと、きれいに見えます。接着はハイグレード模型用セメダイン(裏側からつけたり、リベットにつけてから埋め込んだり臨機応変にしていきます)を使用しました。
        ボディ側に埋め込む際は、塗膜で穴が狭くなっている事が多いですので、無理に押し込んだりしないように注意です、すぐにクリヤー面がひび割れします。
        穴を広げる時は極細丸ヤスリ等でクリヤー面が割れない様に様子を見ながら削りましょう、またピンバイスを使用する場合は特に慎重にやらないとスグに「パキッ」とクリヤーが割れてしまうので注意です。
        割れたりヒビが入ったときは、ごまかす事しか出来ないので、動かさずにそっと流し込み接着剤を流し込んで対処します。


        細い0.3mm洋白線は、コクピット前に。
         
        中ぐらいの0.4mm真鍮パイプはボディカウルに。
         
        太い0.8mmアルミパイプは、モノコック前部分に埋め込みました。


        ノーズを止める部分は、コクピット前側より少し大きめの1.0mmアルミパイプ、ノーズ側はトップスタジオTD23027MotoGPアソートディティールのkを裏返して貼り付けます。ピトー管は0.4mm洋白線です。


        排気口のリベットは、トップスタジオTD23107ワッシャーの0.8mmを使用しました。
        カテゴリ:1/20フェラーリF60 | 01:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        18年10月8日 ギアボックス&サスペンション制作
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          リヤサスを組めば、とりあえずモデフェスには出せそうなので、先に組んでいきます。
          (エンジンカバーは後でも出来るし…)
           
          カーボンデカールは貼ってあるので、ディティールを追加していきました。
           
          使用したのはこれ。
           
          アッパーアームのギアボックス基部前側は、アクステオンの1/20汎用性F1サスペンションベースセットを適当に折り曲げて(資料が全く出てこないので前後の年代のフェラーリF1を見てらしい感じのものをチョイス、形状は想像です)から接着、トップスタジオTD23027MotoGPアソートディティールのtを貼り付け。 アップライト側もアクステオンので三角っぽく適当に切り出し、トップスタジオTD23027MotoGPアソートディティールのgを貼り付け。
           

          プッシュロッドは、キッチンテープを貼り込み(表面がきれいに貼り込めればOK、裏側でザッとまとめます)温度シールは自作です(タミヤ1/20フェラーリF2000についていたかも、別売りF1デカールにもついている場合があるので、取っておくと良いです)
          その後上から、ハセガワ曲面追従透明シートのTF23クリアーオレンジフィニッシュを貼り込みました(ちょっと濃いかな?クリアーイエローが製品化されたらうれしいなあ)
          ※2019年11月、TF939 クリアーイエローフィニッシュが発売されました。
          ドライブシャフトはギアボックスに2.5mmアルミパイプ輪切りをかませてから1.4mm銅パイプを使用。
           
          ロアアームもプッシュロッドと同じ感じで作っていきました。
          カテゴリ:1/20フェラーリF60 | 00:03 | comments(0) | - | - | - |
          17年11月-18年9月9日 エンジンカバー&ラジエーター制作
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            今年の9月は大阪は台風21号、北海道は震度7の地震と災害の連続ですね…。
            僕の住んでいる所も結構大変でした、お見舞いもうし上げます。


            もうすぐモデラーズフェスティバル2018(今年も出させてもらえる予定です)があるので、完成しそうな方から作っていきます。

             

            F60のカウル開け状態の資料写真の中に、エンジンカバーが付いているものがあり自作してみました。
            プラ板でざっとした土台を作ってから、ポリパテを盛って制作。

            最近展示会で見たF1フルスクラッチの作品に影響されて「エンジンカバーぐらいなら」と思ってやりましたが、形状が全然把握出来ない(笑)

            なんども盛り削りしてやっとここまで来ました。

             

            ラジエーターも断片的な資料を見ながら、それらしい形に改造してみました。ラジエーター面はエバーグリーンの4525メタルサイディング1.0mm厚0.75mm幅を使用していますが、もう少し細かい方が良いかな?


            モデラーとしては最新F1の集積回路の様なパワーユニットは魅力的で、ぜひ再現してみたいのですが…、色々難しいですね。

             

            カテゴリ:1/20フェラーリF60 | 21:54 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
            17年10月20日 リアカウルをネオジム磁石で脱着固定
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              リアカウルは先っぽを洋白線の軸ではめているだけなので、プラプラしてどうも納まりが悪い。
              そこでマクラーレンMP4/5Bでやった方法で固定します。

               


              ハイキューパーツのネオジム磁石角型1×4mmを1個置いて、細切りマスキングテープで仮止めしてから瞬着で固定(後で撮影した都合上シアノン+パウダーをすでに盛ってます)

               

              反対側にも細切りマスキングテープで仮止めしてから瞬着で固定します。

               

              マスキングテープはがしてから、シアノン+パウダーをしっかり盛って固定します。

               

              この形になるので、扱いは楽になりました。

              カテゴリ:1/20フェラーリF60 | 20:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              16年2月28日 タイヤロゴ再度貼り付け&谷左衛門さんティレル003
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                まんべんなく手をつけていきます、今度はF60。
                タイヤをボディに組み込んでみると、左フロントの失敗がやや気になり出しました。
                内側ならたいしたことないんですが外側、しかもブリヂストン…、気になり出すととまらない(笑)

                思い切って、全部剥がしてしまい(ガムテープぺたぺたで剥がしてから、クレオスのうすめ液で綺麗にします)、試してみたかったデカールを使います。
                エッフェの1/20タイヤデカール(BS)、ニスが無いのが特徴です。
                フジミのでも良いんですが、サイズやフォントの詰まり具合が気になっていたところ、この商品を発見。


                さっそく貼ってみたところ、ニスの妙なきらきらもなく非常に良いです。
                右左や回転の方向を間違えて貼り、2台分出来なくなってしまったのがイタイですが、仕上がりの差は歴然。
                その後保護用のクリヤーをかけて終了です。

                ちなみにサイドウォールの保護クリアー、色々試行錯誤しているんですが、私はマイクロスケールのデカールリキッドにクレオスフラットベースなめらかを少量まぜてエアブラシで吹いています(シンナーはソフト99のスプレーシンナー)
                ポイントはタイヤをしっかりうすめ液等できれいにする事。割と柔軟性と食いつきが良いので、普通のクリアー系で保護して気付いたらサイドウォールにヒビがっ!という方、試してみる価値はあると思います。

                今月のモデルカーズ紀伊國屋谷左衛門さんの1/12ティレル003が掲載されています。
                ホビージャパンにも、のもけんさん作例が載っていたし、模型と時間さんもエブロのを製作中と、ティレルが再びアツいですね。
                記事には、模型店に伝わるこの車の真のよびかた(!?)ティレルブルーの塗装法、無いロゴの意外な流用元など、読みどころが満載です、是非。





                 
                カテゴリ:1/20フェラーリF60 | 12:02 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                15年2月7日 カーボン表現2 ボディ下側&リヤ周り
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                  どうしようか迷っていたボディ側のカーボン表現ですが、今まで体得した技術をフルに活用(指の補助にマスキングテープでうまく固定するのがコツです)してカーボン柄を吹きました。
                  リヤサス周りも前回と同じように、カーボン柄+カーボン塗装。
                  リヤカウルの排気口周りは、フラットブラックをエアブラシしました。
                  カテゴリ:1/20フェラーリF60 | 19:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  15年1月18日-2月1日 カーボン表現&シートベルト位置変更
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                    アンダートレイやサスペンションは600番の耐水ペーパーで表面処理をしてからクレオスの1200番でサフ吹き、その後ブラックを吹き付けておきます。


                    使用したデカールは旧モデラーズのカーボンパターンデカール2(もしくはスタジオ27カーボンデカール C (綾織り・メタリックグレイ)SS)と、写真には写っていませんがMFHカーボンデカールグレーP934です。


                    資料を見ながら、それらしく貼りつけていきます。
                    ちなみに最近蒸しタオルを導入した(ストーブ買ったのでやかんで水を沸かしていて、ふと使ってみようと思った)んですが、定着剤がばかばかしくなるくらいの密着ぶり!タオルを熱湯に近いぐらいのお湯に浸してからしぼり、パーツをプレスするとあっという間にデカールがパーツの形に(笑)
                    ただ、机周りがびちゃびちゃになるのが問題です。


                    ブレーキは先日やったカーボン塗装。


                    サス・ブレーキ共に出来上がったらフラットブラック+ガイアクリヤーオレンジ2:1ぐらいを吹いて調子を整えて完成。
                    なかなか良い感じです。
                    シルバー部分はハセガワのミラーフィニッシュです。


                    シートベルトは位置を間違えていた(シートの形に合わせたら下すぎた)ので修正。エポキシで接着していたので爪楊枝の先をを平たく削ってうまく隙間に滑り込ませて外し、位置を変更して再接着。シートベルト基部の金具は、1/43のサスペンション基部のエッチングパーツを貼りつけました。あ、バックルがまだだった。

                    F1はへレステストが始まりましたね。
                    昔だったらカモフラージュで遅く走ったりもあったと思いますが、今はテストがほとんどできないので、ここでタイムを出せないとマクラーレンホンダはかなり厳しい。
                    でもレッドブルやメルセデスも最強になるまで4〜5年はかかっているので、なんとか頑張ってほしいです。





                     
                    カテゴリ:1/20フェラーリF60 | 01:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    13年7月28日フェラーリF60フロントウィング完成
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                      今日はワンフェスですね、本当は行く予定でしたが、もろもろの支払いがまとめて襲ってきた(笑)ので断念。お金はちゃんと貯めておかないといけません。

                      当初はそれほど改造箇所もなく完成しそうと思っていたカタナですが、いまいち形にならないので、プチ完成品を作ってモチベーション(塗装が乗ってない状態が長いのは、割とテンション落ちるというか…)を上げます。

                      フロントウィング取り付けで頓挫したF60を修正します。
                      今のF1はフロントウィング製作が難しいですよね。小さいウィングが多くて繊細な上、取り付けものりしろが少なく、幅広で少しの曲りでも目立つという…。最後の最後で、がっくりな事が多々起こります。
                      このF60も接着してから取り付けてみたら、こんな感じで傾いてついてしまいました。


                      おまけに瞬着でがっちりなので、もうどうにもならない状態。
                      でもこの失敗のおかげで、作例のザウバーC31はうまくいった(ノーズをボディに取り付けてから固定)ので良しとするのですが…。

                      そんなわけでこの失敗したフロントウィングを外します。
                      とりあえず隙間にエナメル溶剤とうすめ液を流し込み(スイマセン、効果は特にないと思います、まじない程度)数分置いたのち、一気にパキッと行きます!

                      …なんとかうまい事、塗膜ももっていかれず外せました!
                      瞬着で荒れた面は、ペーパーで砥ぎ、タッチアップ。
                      製作してあったウィング翼端板下のパーツを接着してから、再取り付け。軸を打っている周辺にエクセルエポを塗ります。
                      ボディに取り付けて(もちろんタイヤ取り付けの上)、フロントウィング下にもプラ板等を敷いて位置決め、固まるまで数分待ちます。


                      固まったら、見えない所から補強のため瞬着を流し込み完成です。


                      400カタナも早く位置決めして、カウル塗装に行きたいです。
                      カテゴリ:1/20フェラーリF60 | 16:06 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
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