F1模型他です。
TOMOさんのレーシングポイントRP19、フォースインディアとアストンマーティンの間、僅かに存在したチームです。タミヤのSF70+フィニッシャーズトランスキットとの事。ノーズが違うと、かなり印象が変わりますね。人が持っていないマシンを手に出来るのは作ったモデラ―だけの喜び。
模楽さんの1/12シリーズ。その大きさ、艶の美しさ、ハイディティール有名です。お客さんは皆うなっていました。
こちらはクラブTwoPinionさん、ラジコンを展示。ノーズ周りがシャープなのでラジコンに見えません。勿体無くて走らせられないですね。
職業型師のF1工作部屋、ribechanさん、ディフォルメ72D、印象もピッタリ、流石ロータススペシャリストです。
有名なアロウズのフルスクラッチ作品も。難しいゴールド塗装が美しい、経年変化が全く見られないのもすごいです。
クラブ、作者不明。エブロの1/20ロータス33でしょうか。ドライバーも載っています。こんな状態で300km/h出してレースしている!というのが良く分かる展示方法ですね。
※ご本人からコメント頂きました。溝呂木陽様です、ドライバーのジムクラークは自作の3Dプリントとの事、当時の臨場感がよく分かります。
TMCC 東海モデルカークラブ、作者不明、3Dプリントでフルスクラッチのフェラーリ312B2?しかも1/8(!?)
出来も凄すぎますが、葉巻から羽根がつき始めた過渡期のマシンを選ぶというマニアックさも唸ります。
43ルマンの会、マンセル@ながのさん、1/43ベネトンB192、こんなに小さいのにノーズが外れます。
ベネトンカラーのウィーゴも良い感じです。
クラブ、作者不明、ロッソ1/8フェラーリ643、久々に見ました。存在感はピカイチで展示会映えがすごいです。最近のフェラーリF1がこの時代のカラーリングをリスペクトしている感があり、オールドファンは嬉しくなってしまいます。
模型電動士さん、タミヤ1/12ロータス49B、タイヤがイメージピッタリ!自分もやって見たいですがかなり難易度が高いので2の足を踏んでます。エンジンも変更、ディスクもソリッド…と、キットとは殆ど違う凄い作品でした。
隣に展示してあった、ベースが動くジオラマの方が人気でしたが、自分はこちらをガン見してました。
日産テクノモデラーズクラブ&日産工機モデラーズクラブ、作者不明、グンゼ1/24ロータス100Tとウェーブ1/24ロータス101T。まさかのグンゼ、電池を入れて走行可能!デカールは生きていてそのまま使用したそうです。タイヤもキットままとの事ですが、かなりいじっている筈。全体のバランスがすごく良いです。
クラブ、作者失念、ハセガワ1/24エスポラルースローラLC90、組立やカラーリングが難しい一品をスッキリ仕上げています。
タカマツニッパーズ、クリンチャーさん、タミヤ1/12フェラーリ312TとマクラーレンMP4/6、フジミ1/20タイレルP34 1977のフルディティール3作品。パイピングが凄まじい。ベースも非常に凝っています。
同じくタカマツニッパーズ、ともさん、ペーパー作品。関西オートモデラーの集いでもインパクトがありました。
コイトモデラーズ同好会、一色さん、タミヤ1/12フェラーリ312Tとフェラーリ312T4とルノーRE20ターボのフルディティール3作品、壮観でした。さらに1/20マクラーレンMP4/5B、タイミングモニターがひかるとの事、見てみたかったです。
間野四郎模型同好会、エイショウさん、タミヤ1/20フェラーリ312T3、3形態。ものすごくT3が好きそうです。シルバーカラーも記念カラーかプロトタイプかと妄想したくなります。
北模協 北海道模型中毒者協同組合、作者不明、タミヤ1/20フェラーリ641とレイトンハウスCG901B、641はタミヤ640とフジミ641/2を合わせた労作、旧水性カラーを使用しています。
模型美酒倶楽部南支部、カブリモノスキーさん、1/20リジェJS41、アカデミーB195からの改造との事。これは欲しい、亜久里のラストマシンです。リジェのフレンチブルーも艶がピッと一筋入って模型映えします。
同じくカブリモノスキーさん、タミヤ1/20ホンダRA272。クラブのテーマが「ジャパン」との事。日の丸カラーはまさにピッタリです。
メルクールの会、rxm1394bさん、タミヤ1/12タイレルP34。お手本の様な制作スタイル、僕のタイレルのブルーはこのイメージです。
Panzer Craft Edelweiss、作者不明、怒涛のロータスF1模型。これだけあると壮観です!僕もこれをするのが夢です。
ききょうや、岩井さん、3Dプリント製1/20レッドブルホンダRB16とレッドブルホンダRB16B。スジボリがシャープ。スリット等は全て抜いたとの事。青はフィニッシャーズのロッシブルーを元に調色、イメージぴったりです。こちらもタイヤの光沢処理がうまいです。
和歌山ノンフライトクラブ、和田さん、MFH1/12ブガッティタイプ35。難しいヒロのキット(しかも戦前)スッキリ仕上げています。スリットやパイピングの精密はガレージキットとは思えません。
GEAR BOX、佐藤さん、怒涛の1/20F1模型。F1好きが溢れています、フィニッシュも丁寧でお手本の様な作品です。
タミヤ1/20レイトンハウスCG901B、ブースも名前もわからないのですが、凄く丁寧に製作されていて、技術力の高さが分かります。
ちなみによく「ラベルが無いとわからない」等の話を聞きますが…違うんです。
製作者の多くは、最高の作品を作り上げる為に全力を使い切ってしまうんです。静岡ホビーショー出品後、こと切れてしまう人の如何に多いことか。
説明も大切ですが、作品から感じ取ってあげることも大切です。
LakeHAMANA AutoModelers Club、作者不明、JOMOスカイライン。個人的に一番かっこいいと思っているGTRのカラーリングです。自分もデカールをストックしているので、いつか作りたいです。
東ツク会 東日本何でもツクる会、シラスさん、ハセガワ1/24ダットサン240Zラリー、1971年にエントリーしたモンテカルロとサファリの車をコンプリート、ウェザリングもすごく自然で「汚いんだけど綺麗」(うまい人のウェザリングは、よく見ると凄く丁寧なんです)良いもの見ました。
最後にメーカーブース。
実車の展示は凄まじい人気でした。
プラッツブースのビーマックス1/12ロータス99Tはまもなくでしょうか。タイヤのディティールも素晴らしい。
ビーマックス1/12マクラーレンMP4/4も試作が展示されていました、レインタイヤも展示されていました。
気になるMENGモデルの件をプラッツの方に聞いてみました。データや版権もちゃんと取得していて全く別との事、OEMでもないそうです。
しかし1/12がバッティングなんてすごい時代になったものです。
そんな感じで、今年も楽しい時間をありがとうございました。
来年もまた会いましょう。